えじそんの母のようになりたい

息子が小学2年生の時、とうとう言ってきた。
と、言うより言えるようになって、はっきり気持ちを言ったが、正しいと思う。

『僕、学校行きたくない。』
「そうなの、行きたくないの、何でかなぁ？。」

『僕、行きたくないの・・・・・・・。』
「そうなんだ、気持ちは解ったよ。行きたくないんだよね！。
今、母さんなんて答えて良いか解らないから、後で返事するね。」

（やっぱり、言って来た～！！。どう答えたら良いの？？？？。よ～く考えて返事しなくては・・。）

翌日、『僕、やっぱり学校行きたくないんだよね。』
（きゃ～、もう言って来た～。）
「そうか、行きたくないんだね！、わかった。じゃあ行かなくて良いよ。」
『本当～＾＾。』
「うん、行かなくて良いよ。息子くんが、お家に居ると母さんが助かるから＾＾。」
『ふぅ～ん、母さん助かるの～？』
「そうだよ。家に居る人は、立派な仕事が、待っているからそれの専属担当をやってね！。」
『専属担当ってなに？』
「大切なことだよ～。まず、家に居るって事は、主婦と同じ仕事を、まかされる事なんだよね～。だから、
洗濯・掃除・食事の係りを、息子くんに任命します。」

『・・・・・・・う～ん、学校行かなくても良いけど・・・・・・・・。う～ん・・家ではお仕事が、いっぱいあるんだね～』
「そうね、結構母さんも助かるし、良かったらお家のお仕事お願いしたいなぁ～」
『僕、小学2年生だし、ご飯作れないし・・・どうしようかな？。なんか、僕かわいそうじゃない？』
「だいじょうぶ。ご飯は水を入れれば、ボタンを押すだけの米もあるし、洗濯もボタンを押せば何とかなるよ！」
『えぇ～！、悩むな～。どうしようかなぁ～。それ以外の方法は無いのかな？』
（きっぱり断言）
「はっきり言って無いです。学校で勉強や遊びに一生懸命なるか、専属担当になるかだね！」
『・・・・え～とっと・・・う～ん』
「いい、よく聞いてね。これか成長する小学2年生は、ゆっくり大人になる練習を、いろいろ学校で学んで、行くんだよ。
でも、学校に行きたくないなら、行く必要は無い。だけど、人は何かをしながら生きていくものだから、
大人になっても、困らないように【家事】は一番大切な事なんだよね！それが出来れば、生活して
食べていけるよ。勉強より家事が出来る方が、食べていくのに困らないと母さんは思っているよ」

『えぇ～、なんだかひどくない～。』
「全然ひどくないよ。義務教育は親が行かせる義務だけでなので、行かないっと主張する権利もあるし
どちらか選べるってしあわせなことだよ。」
『う～ん、ゆっくり考える。』
「母さんは、どっちを選んでも、息子くんの応援団だからゆっくり考えてね～」

帰って来た夫に話したら、
「「そっ、そんなこと～本当に言ったの～。う～ん、今はノーコメントさせてくれ～！！」」

おっちょこちょいと結婚した【めったな事で驚かない夫】も、たじたじ。　　　この母親にしてこの子あり。

つづく